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回想法あれこれ!

日記

2019/12/04

 広報のサカモトです。

 11月19日と11月22日のブログでご案内しました「回想法」覚えていますか。

 認知症の理解 担当 笠島先生にインタビューしました。
 その時の事例内容をあげてお伝えします!!

 〇事例〇
 脳梗塞を発症した患者さんがいました。
 日常の様子をみていると、視線を合わせてくれることがありました。
 そのため、ケアをしていくなかで『脳の活性化をはかるために、できることがあると感じ
 実践』したことがあります。

 それは『写真をお見せする』ことです。昔の写真には様々な思い出があったようで、お見せ
 すると涙腺が緩んだようで感動的な感情が湧いてきたのか涙を流されていました。
 例えば「いつ、どこで(旅行など)、誰と一緒か、撮影者などを思い出すことができる」

 「写真は撮影時の利用者さん自身の様々な背景がわかり、患者さんの感情や思い出を引き出
 すためには効果的でした」

 その他、病状に合わせて、その人の好きだった演歌をお聞かせし脳に刺激を与えてみました。

 また徐々に病状が良くなってきて『物を食べるための管もとれたころ』
 ご家族がお持ちいただいた食べ物を「皆でいただいても良いですか」と聞くと「うなずき」の
 反応を示してくださいました。
 「うなずき」は声が出しにくい方とのコミュニケーションのひとつであり、話しかけることも
 大切なことです。

 また発症してから、寝たきりだった方が車いすにも乗れるまでに回復をしてくれました。
 さまざまな事を取り入れ刺激を与えていくことが重要でもあると実感しました。

                       
                         笠島先生、お時間いただき
                               貴重なお話ありがとうございました。

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